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1977年、当時アメリカでは医療費が増大し、財政的危機にありました。

「こんなに医療にお金を掛けているのに、どうして病気の人が減らないんだ」という、当時のフォード大統領の命を受け、アメリカ上院栄養問題特別委員会が、慢性病と食事との関係について世界的に調査し、いっこうに病人が減らない理由、医療費が下がらない理由を突き止めました。それがマクガバン・レポートです。マクガバンというのはこの委員会の委員長の名前です。

そのレポートには、
 「現代医療は手術や薬に偏り過ぎていて、栄養的な視点が欠如している片目の医療だ!」
「肉食中心の、誤った食生活をしているから、病気になるんだ!食源病だ!」
と、書かれていたのです。


 そしてそのレポートには、日本食についての記載もありました。穀類を主食として豆類、野菜、海草、それに小魚や貝類を少量添える、「元禄時代以前の日本の食事」が人類の理想食であるとも書かれています。

元禄時代以前・・・。。。
元禄時代に精米技術が発達し、白米を食べるようになったからです。お米は精白することで、胚芽に含まれるビタミン、酵素、ミネラル、食物繊維といった貴重な栄養素が無くなってしまいます。ですから、栄養的に優れている玄米を主食にしていた頃の和食が、理想的な食事というわけです。

 それ以降、栄養素についての研究が進み、1994年、アメリカでは栄養補助食品健康教育法(DSHEA)という法律が成立し、食品と医薬品の中間的な存在である、サプリメント=栄養補助食品が、法律的にも明確に位置付けられることになりました。

日本で安倍政権が掲げた「栄養補助食品の機能性表示解禁」は、このDSHEAを参考にしていると言われています。

 それまで「何に効くのか」「どう使えばいいのか」といった情報は、製品ラベルに表示されていなかったのですが、科学的根拠があれば、FDA(食品医薬品局と言って日本では厚生労働省にあたるところ)に通知するだけで、具体的な情報が表示出来ることになりました。どれだけ摂れば、何に効くというような情報を、消費者が知った上で選べるようになったと言うわけです。

しかしながら、サプリメント(健康補助食品)は「効く?」とか、「効かない?!」の前に「健康を維持するために必要な栄養の補助」が一番の目的ですから、まずはベーズの栄養素を整える意味で、ビタミン、ミネラル、ファイトケミカルスをまんべんなく整えられるものから取り入れるのがいいと思います。

Author Profile

kazusa
桜間和紗(さくらま かずさ)
兵庫県芦屋市出身
国立大学薬学部修士課程修了後、大阪で製薬会社研究員として6年間勤務。
2010年 沖縄へ移住。 薬剤師として働く。
自分が住む場所を自分で決めるって楽しい!と実感する。
医療現場をみて、病気になってしまう前に、出来ることがあるはず!と、
栄養、水、空気などに興味をもっています。
精神的な健康には、コスメティックも大切と思い、パーソナルカラリストの資格を取得。
ダイビングも大好き!自分で潜りたいと思い、ダイブマスター取得。
健康な身体、たのしい仲間、たのしい趣味、外見の美しさ、そして経済力を求めて、日々チャレンジ中です!

最近使っている資格:薬剤師、パーソナルカラリスト、ダイブマスター
kazusa@tanoshiinakama.okinawa

http://tanoshiinakama.okinawa/wp-content/uploads/2015/03/image335.jpghttp://tanoshiinakama.okinawa/wp-content/uploads/2015/03/image335-150x150.jpgkazusa健康になろう栄養講座1977年、当時アメリカでは医療費が増大し、財政的危機にありました。 「こんなに医療にお金を掛けているのに、どうして病気の人が減らないんだ」という、当時のフォード大統領の命を受け、アメリカ上院栄養問題特別委員会が、慢性病と食事との関係について世界的に調査し、いっこうに病人が減らない理由、医療費が下がらない理由を突き止めました。それがマクガバン・レポートです。マクガバンというのはこの委員会の委員長の名前です。 そのレポートには、 「現代医療は手術や薬に偏り過ぎていて、栄養的な視点が欠如している片目の医療だ!」 「肉食中心の、誤った食生活をしているから、病気になるんだ!食源病だ!」と、書かれていたのです。  そしてそのレポートには、日本食についての記載もありました。穀類を主食として豆類、野菜、海草、それに小魚や貝類を少量添える、「元禄時代以前の日本の食事」が人類の理想食であるとも書かれています。 元禄時代以前・・・。。。元禄時代に精米技術が発達し、白米を食べるようになったからです。お米は精白することで、胚芽に含まれるビタミン、酵素、ミネラル、食物繊維といった貴重な栄養素が無くなってしまいます。ですから、栄養的に優れている玄米を主食にしていた頃の和食が、理想的な食事というわけです。 それ以降、栄養素についての研究が進み、1994年、アメリカでは栄養補助食品健康教育法(DSHEA)という法律が成立し、食品と医薬品の中間的な存在である、サプリメント=栄養補助食品が、法律的にも明確に位置付けられることになりました。 日本で安倍政権が掲げた「栄養補助食品の機能性表示解禁」は、このDSHEAを参考にしていると言われています。  それまで「何に効くのか」「どう使えばいいのか」といった情報は、製品ラベルに表示されていなかったのですが、科学的根拠があれば、FDA(食品医薬品局と言って日本では厚生労働省にあたるところ)に通知するだけで、具体的な情報が表示出来ることになりました。どれだけ摂れば、何に効くというような情報を、消費者が知った上で選べるようになったと言うわけです。 しかしながら、サプリメント(健康補助食品)は「効く?」とか、「効かない?!」の前に「健康を維持するために必要な栄養の補助」が一番の目的ですから、まずはベーズの栄養素を整える意味で、ビタミン、ミネラル、ファイトケミカルスをまんべんなく整えられるものから取り入れるのがいいと思います。